猫雪晴の本箱

つれづれなるままに本の感想を紹介

【本とわたし】本屋に行ったら

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こんばんは。また夏の暑さが復活したり、台風が接近したりとめまぐるしいですね。何だか冒頭の挨拶で天気の話ばかりしている気がします(笑)

今年は新型コロナウイルス蔓延だけでなく、異常気象にも振り回されている年ですね。

 

さて、今日もつれづれなるままに、本とわたしについて書いていこうと思います。

 

 

 

突然ですが、皆さんは本屋さんに行ったらどんな風に本を見ていきますか?

 

 

新刊コーナーから見たり、話題書・映像化作品コーナーから見たり、さまざまだと思います。購入したい本があって、それを探す場合もありますね。

 

私はと言うと、目的を持って本屋さんに行くことは稀で、大抵は何か良い本は無いかな?と思いながらお店に入ります。

新刊コーナーを見た後、平台(棚の端など、話題のものや売れているものが置いてあるスペースです)をチェックして、各棚を見ていきます。

 

 

気になるタイトルの本があったら、手に取って装丁やあらすじを見てみます。タイトルや装丁って大事ですよね。内容がいくら面白くとも、タイトルや表紙に惹かれなければ手に取ることはありません。大事です。

 

最近は装丁や装画の雰囲気が変わってきたなぁと感じます。

 

イラストが多く使われていたり、使われている色が鮮やかだったり。(個人的には、抽象的な絵や、パッと見では内容がよく分からない装画が好きです。想像力を掻き立てられますよね)中にはタイトルは面白そうだったけれど、中身はイマイチだったと言う場合もありますが、大抵優れた作品はタイトルも興味をそそられます。

 

 

 

本との出会いは一期一会と良く言います(本当に言うかは分かりませんが、私の勝手なイメージです)。あるいは「本は私たちと出会うために待ってくれている」…とも。素敵な表現ですね。

 

毎日数えきれない本が出版されている中で、一冊の本に出会うことは偶然だと思います。総務省によると、令和元年では年間71,903冊もの書籍が出版されているそうです(一日あたりに換算すると、約197冊!)

 

もちろん人気作家さんの本や、映像化などで話題の本は出版部数も多いので、多くの人の目に触れると思います。

ですが、そんな人気ものの影に隠れて、多くの本は人の目に触れることの無いままで居ます。当然書店のスペースには限りがあるので、日の目を見ないまま返品…となることも多いわけです。

だからこそ、一冊の本に出会えるのは運命と言っても良いと思います。

 

 

また本との出会いは、我々の精神状態やその時置かれている状況、興味関心に大きく左右されます。せっかく素晴らしい作品が目の前にあったとしても、我々にそれを受け入れる準備が整っていなければ、手に取ることはないと言うわけです。

 

逆に言えば、何年か前には気にも留めていなかった本が、急に気になって手に取ってしまった、と言うことがあります。それは出会う準備が出来たと言えるのではないでしょうか。

だからこそ、その時手に取った本との出会いを大事にしたいですね。

 

「タッチアンドバイ」(手に取ったら、迷わず買う!)をこころがけたいと思います。

 

なにせ、その時に買わなければ、その後もう2度と出会えない本もあるわけです。古本であれば、なおさらそうですね。引っ掛かりがあったら、気になったら、目に留まったら、迷わず買うのが良いと思います。

 

 

私は正直ひねくれものなので、話題になっていたり売れている本は敬遠してしまいがちです。話題になった何年か後に読むことが多いです。

しかし、ブログやインスタなどを始めてからは、なるべく話題になっている時に読もうと心がけるようになりました。

 

話題になるからには、それなりの理由があるからと思うからです。また、売れている本を見ていくことで、今の時代の流れや、求められていることがわかる気がします。

 

また、単に売れ筋や人気作品を並べたコーナーだけでなく、書店員の方が作ったおすすめ本のコーナーや地元作家のコーナーを見るのも良いですね。他のお店ではあまり見かけない本を見かけると、ついつい立ち止まってしまいます。

 

また書店員さんオリジナルのPOP(本の紹介やおすすめポイントを書いたカードのようなもの)を眺めるのも好きですね。もちろん出版社さんが用意した公式(?)のPOPも良いですが、書店員さんの想いのこもったものを見かけると嬉しくなりますね。

 

 

皆さんはどんな観点で本屋さんを巡りますか?